yamayoriプロジェクトとは、今回、ちょっと別のはなしになります。
60歳のころに、新築を建てられて83歳になられ、いよいよお家を手放すことに!
というご連絡をうけました。
24年目の住まいの様子を拝見することができました。
外部は1〜2回塗装をされたとのこと。


玄関から南庭に面した縁側。つきあたりに居間。
無垢の唐松床はすこし削って、オイルのリタッチをしてあげると、よさそうです。
漆喰。構造材と天井の杉板が、とてもきれい。

新築の時よりも、飴色になってきた木材がむしろ味わい深いです。


想いをこめて作ってくれた棟梁のお顔が、いまでも思い浮かびます。
実は、ご入居後23年目にアンケートをいただきました(遅すぎですね)

ここで過ごされた24年のあいだ、心地よく、豊かな気分ですごしていただく
ことができたということが、設計者冥利につきるなぁ、と。
愛されて、丁寧に住まわれてきたこちらのお住まい。
天然素材は、劣化しにくい、ということを時間をかけて証明できました。
あと、75年ほどは、使える家ですので気に入って使ってくださる次のご家族に
うまくつなげられると、ベストです。
(物件所在地は滋賀県大津市です)
